ぐいのみを売って、東日本大震災で被災した酒蔵を支援しよう---。東京の居酒屋が考えた企画が販売目標の1万個を超えた。「じわじわゆっくり。細く長く無理なく続けていきたい」 ぐいのみは、側面と底に矢印で結ばれた蔵と酒と人のアイコン、プロジェクト名の「guinomi300」のロゴがプリントされている。1個300円。うち、150円を支援金として日本酒造組合中央会に渡す。 東京都目黒区の居酒屋店主川邉輝明さん(37)が「東京で何かできないか」と発案。会計と物流は酒販店、デザインや写真撮影、ウェブサイト管理などは店の客らが協力して5月にスタート。11月には総計1万4千個が売れ、支援金は210万円に。東京を中心に約70の酒販店、飲食店で販売している。サイトは、http://guinomi300.com (記事全文:朝日新聞平成24年2月4日(土曜日)付朝刊13版生活面より)